2019-05-08 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
価格競争力について触れていただきましたが、私はこれについて一つ考えがありまして、それは、欧米のような農家への所得補償がなぜできないのかと農家と議論するときに、私の方からお話をするのが、欧米の主要な作物である小麦は、国際流通量が非常に多くて輸出ができるということと、それから、輸出するために余り価格の高いものは生産できないということがあると思っています。
価格競争力について触れていただきましたが、私はこれについて一つ考えがありまして、それは、欧米のような農家への所得補償がなぜできないのかと農家と議論するときに、私の方からお話をするのが、欧米の主要な作物である小麦は、国際流通量が非常に多くて輸出ができるということと、それから、輸出するために余り価格の高いものは生産できないということがあると思っています。
そこで、二点お尋ねしたいと思いますが、まず第一に、小麦と米の国際流通量の比較、それから、日本産米を輸出を拡大していくんだというときの課題、この二点について見解をお伺いしたいと思います。
小麦と米のそれぞれの国際流通量について御質問をいただきました。 農林水産省の海外食料需給レポート、二〇一九年の三月版によりますと、小麦の国際流通量、これは輸出量の合計で約一億八千万トン、お米の方は約五千万トンというふうに承知をしてございます。 続きまして、日本産米の輸出拡大に向けた課題と取組状況ということで御質問をいただきました。
アフリカは一体何を買っているかというと、小麦と米を一番買っているんですが、米というのは国際流通量が少ないので、アフリカの占める比率というのは大変な数字になっています。現在、世界全体で売買されている、国際市場で売買されているお米の四分の一はアフリカが買っています。アフリカは国一つ一つが小さいので国で見ると目立ちませんが、ばんとまとめて見るとこの数字になります。
この数字は、国際の米の流通量というのが聞くところによると七百万トン前後だと、こういうことを言われているわけでありますが、国際流通量よりも多いところのいわゆる日本の、過剰米という言い方は私はあまりしたくないわけでありますけれども、余剰ができる。実に八百九十五万トン。
そのため、四十一米穀年度の準内地米輸入量は八十二万トンにも達するが、これは準内地米の国際流通量の大半を占め、世界の米需給は逼迫する気配であり、価格も年ごとに上昇しております。パン、めん類用小麦のほとんど全量を輸入し、米がまた、このありさまであります。米を経済概念上の単なる主食と見るか、国家安全保障上の政治的概念を加えるべきか、いまその判断の時期に来ているのではないか。